現在の作家
現在ではテレビはもちろんインターネットなどが普及した影響で、作家の活動範囲は本の上だけではなくなりました。ここからは、現在はどのような職種の作家がいるのか、その世界を代表する人物の名をあげながら紹介します。
アニメーション作家
日本はアニメーション(アニメ)技術がすぐれた国としても有名です。海外でも日本のアニメーションが放送され、大人気になることも少なくありません。そもそもアニメーション作家とはコンピュータ・グラフィックス(CG)などをつかって、作品をつくる作家のことです。ここでは日本のアニメーション作家の第一人者を紹介します。
アニメーション作家の祖 高畑勲(たかはた いさお:1935〜)
かれは日本のアニメーションが産声をあげたときから活躍していました。「天空の城ラピュタ(てんくうのしろラピュタ:1986発表)」や「火垂るの墓(ほたるのはか:1988発表)」など、代表作もすべてが大ヒットしています。まさに、日本を代表するアニメーション作家です。
放送作家
放送作家(ほうそうさっか)とは、主にテレビやラジオの番組の企画を考えたり、脚本を考えたりする作家です。放送作家の存在はあまりに大きく、かれらの力量がテレビの視聴率を左右するといっても過言ではありません。
売れっ子放送作家 鈴木おさむ(すずき おさむ:1972〜)
「SMAP×SMAP(1996〜)」や「めちゃ×2イケてるッ!(1996〜)」などの超人気番組を担当する放送作家です。彼のつくる番組には“はずれ”がないとのもっぱらの評判です。
ミステリー小説作家
さまざまなトリックを駆使した事件を創作し、その謎の解明までの道筋がストーリーとなる作品をつくるのが、ミステリー小説作家です。読者を飽きさせないスリリングな展開と、巧妙なトリックの仕掛けがミステリー小説作家の腕の見せどころです。
気鋭のミステリー小説作家 東野圭吾(ひがしの けいご:1958〜)
「白夜行(びゃくやこう:1999発表)」などで知られる、現代日本を代表するミステリー小説作家です。巧妙な人物設定と人間の暗部の表現に定評があります。
絵本作家
絵本作家(えほんさっか)とは、きれいな絵とわかりやすい文章を中心とした作品をつくる作家です。その美しい作風から子供向けに出版されるものがおおいですが、近年大人向けの絵本も発表されるなど、分野としての広がりをみせています。
絵本作家の草分け いわさきちひろ(1918〜1974)
絵本作家としても数多くの作品をのこしましたが、多くの教科書の表紙の絵も描きました。その美しい作風から、多くの子供たちの心にのこった絵本作家です。
児童文学作家
児童文学作家(じどうぶんがくさっか)とは、子供向けの作品をつくる作家のことです。作品の中に“いましめ”や“人生訓”をわかりやすい表現で挿入し、こどもに倫理観を提示する作家です。
児童文学作家の教科書 灰谷健次郎(はいたに けんじろう:1934〜)
自らも教師経験のある彼はその体験を作品に活かし、「兎の眼(うさぎのめ:1974発表)」など数多くの児童文学の名作をあらわしました。
ホラー小説作家
ホラー小説作家(ホラーしょうせつさっか)とは、超常的な現象や事件を題材にして、読者に恐怖と緊張をあたえる作品をつくる作家です。ホラー小説作家の作品は、たびたび映画へとリメイクされます。
世界を代表するホラー小説作家 スティーヴン・キング(1947〜)
「キャリー(1974発表)」や「シャイニング(1975発表)」などの大ヒット作品は次々に映画化され、現在にいたるまでに数々の名作とともに不動の地位を築きました。
SF作家
SF作家(エスエフさっか)とは、架空の技術や出来事を題材に、現代の科学ではありえないストーリーをつくる作家です。ホラー小説作家同様、売れっ子SF作家の作品は、たびたび映画化されています。
日本の元祖SF作家 小松左京(こまつ さきょう:1931〜)
「日本沈没(にほんちんぼつ:1973発表)」の作者としてあまりにも有名な彼は、ほかにも多数のSF作品をあらわし、日本を代表するSF作家となりました。
ファンタジー作家
SF的な要素を幻想的にえがき、読者を現実世界から遠ざけてくれるような作品をつくる作家がファンタジー作家です。
マルチなファンタジー作家 中村うさぎ(なかむら うさぎ:1958〜)
数々のファンタジー小説の出版はもちろん、テレビ活動などもこなす、今のりにのっているファンタジー作家です。
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